熊の国アラスカでのテント泊

"ワオーーーン"
と遠吠えが夜の闇に響く。

野生動物の存在を近く感じるスリリングな夜。

食料の保管は正しくできただろうか?

熊に怯え眠りにつく。

何かに怯えると全てが恐怖に感じる。

"ガサガサッ"

とした小さな物音にすら、熊スプレー片手に臨戦態勢。

ラストフロンティアと称されることもあるアラスカで僕は初めて“無防備の恐怖“を理解した。

はじめに

アラスカ冒険終わって、最初に書こうと思ったのは"熊でした笑
それくらい衝撃的でしたね。
なのでまずは今回の記事を書きます。

アラスカには

  • ブラックベア
  • グリズリーベア
  • ポーラーベア(北極熊)

の3種が生息しており、地球で最も熊が多く生息する地域の一つでもある。

実際、こんな感じに至るとこにいる。

*写真は全てデナリ国立公園で撮影。

逃げられてしまったり、危険を感じたため撮影には成功しなかったが、北極へと繋がるDalton Hwy でも熊は7回ほど遭遇している。

こんな熊の国での安全な?テント泊を紹介したい。
ただし100%安全なんてことはないと思う。
もしかしたら僕は運が良かっただけかもしれないから…

熊の国での寝方

まず大切なことからいいます。

におい!におい!におい!におい!
におい!におい!におい!におい!
におい!におい!におい!におい!

とにかく「におい」に注意しましょう。

クマの嗅覚はとても強く、犬の嗅覚を遥かに上回ると言います。

「大丈夫でしょ」
の油断が命取りかもしれません!

では警戒すべきにおいとは?

  • 食料
  • 排泄物

の2点です。

食事場所、食料保管場所、排泄したところ
などなど

から寝床は遠くに設置しましょう!

よく言われるのは
以下のトライアングルを作れってことです。

でも僕はこんなことするの面倒でした。

ですので、こんな感じに熊を警戒してました。

これなら走行距離も稼げて自転車旅にはいい感じです!

とにかく
「においから離れて寝る!」
ことが大切なんですね!

また食事中に着用していた上着なんかも睡眠時、着用は避けた方が良いでしょう。

服って結構においを吸いますからね。

型破り!?"動物の真似をしてるだけ"

“においから離れて寝る”
が基本として僕は教わりアラスカに行きました。
しかし、北極圏で出会ったある方のサバイバル術は違いました。
その方は誰もいない北極圏の大自然の中の川下りを経験されていたり、公共交通機関ではたどり着けない国立公園に何日間も藪をかき分け探検しに行ったり、根っからの冒険家です。
そんな方のサバイバル術は一味違いましたので紹介します。

においから寝床を離す。

ですが、その方はあえて排泄物の匂いはあえて撒き散らすのです。

食べ物のにおいはしっかり分離するんですけどね。

"マーキング"

よく犬がするやつですね。

アレは自分の排泄物のにおいによりプライバシーを守るための行動です。

つまり、自ら積極的にマーキングをして寝床のプライバシーを守ろうというのです。

"動物がやっていて人間がダメなわけがない。"

なるほど。確かにそう言われたらそうですよね。

そんな彼のサバイバル術を聞き、僕はそれ以降、テントから遠くまで歩くのが面倒くさくなり、夜尿意で目を覚ましたときなんかも遠くまで歩かず、テントの近くで小便をするようになったのでした。

しかし、また
"獲物の匂いを撒き散らしてることにはならないのだろうか"
なんて不安も勿論あります。

しかし面倒くさいし、冒険者として長く北極圏で生き残ってきた方の言うことなら…

とやはりテントのそばにおしっこを撒き散らすのでした。

においは完全に防げない

排泄のにおいの分離に関しては、結局のところどっちがいいのかわかりませんが、とにかく食べ物のにおいは分離しましょう!

ベアキャニスターがあると最高です。
僕は自転車に積むには大きすぎたため購入しなかったのですが、これがあると本当にいいです。

ベアキャニスターとは
bear(熊)
canning(缶に詰める)
から派生した造語です。

特徴は熊が絶対に開けられない形状の缶だということです。

恐らく
完全ににおいを漏らさない
というのは不可能です。

そのため熊が来てしまったとしても、熊に食べ物を狙うことを諦めさせることが大切なのです。

熊が食料を漁ることに成功すると、自分の近くにより長く熊が停滞することになります。
つまり危険な時間が長くなるということです。

熊に食べ物を狙われても開けられない!

これは非常に有効な熊対策といえるでしょう。

僕も使いたかったけど、自転車に積めなかったので、今後の自転車のパッキングに見直しが必要です。ベアキャニスターを使えるような装備を考えたいと思います。
次回の挑戦は冬だから冬眠してるかもしれませんが。

おわりに

熊の恐怖は計り知れませんが、やはり北国にはとても雄大な美しい景色があります。
是非多くの人にその魅力を体験して欲しいです!
もし、自分の体で北国にいくぞ!
って方がいらして、さらに北国でキャンプしちゃうぞ!
って方がいらっしゃいましたら、是非熊対策だけはしっかりしていってくださいね!

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