アラスカ冒険記6:外国を初めて走る。宿探しに苦戦してると神に出会った。

前回
この記事はアラスカ冒険記シリーズのPart6です。

時刻は8月6日午前0時半、予約した宿へと走り出す。
何か違和感だ。とても事故りそう。
すぐに違和感に気づく。
そりゃ、そーだ。
アメリカは右側通行である。
日本での癖で無意識に左側、つまり道路のど真ん中を走っていた。
習慣とは恐ろしい…
初めて走る異国の地にドキドキしながらホステルを探す。

ホステルが見つからねー!神との出会い

さて前回の記事でお話したおっちゃんに教えてもらった通りに走る。
そして恐らく教えてもらった交差点に到着。

アラスカンボーイ
えっと、ここをどっちに行くんだっけ?

迷うけど、深夜1時前。さすがの高緯度地域のアンカレッジもこの時間は暗くなる。

通行人に尋ねようにも車すらほとんど通らない時間帯。

まずいなぁ…無駄にホステル代払うことになるかもしれん…

と立ち往生していると、車がクラクションを鳴らしながら僕に近づいてくる。

 

ドライバー

どこ行くんだ?

アラスカンボーイ
ホステル探してるんだ。
ドライバー
今来たのか?
アラスカンボーイ
イエス!
ドライバー
日本人か?


アラスカンボーイ
そう見える?
ドライバー
うん、日本のオーラがする。ところでどのくらいかかった?
アラスカンボーイ
34時間くらいかな?
ドライバー
すげぇ遠いなw ロングフライトで疲れてるのに宿が見つからないなんてあんまりだ!連れてってやる!
アラスカンボーイ
え?いいの?
ドライバー
勿論。さっさとそのかっこいい自転車俺の車に積みな!

自転車を車に積もうとするが、彼の車には荷物がたくさん載っていて僕の自転車が載らない…

あぁ、結局自力で探さないとか。まぁいいんだけど、期待した分ちょっと辛いな…笑

と諦めかけたとき…なんと彼が

ドライバー
待ってろ!10分だ!10分待てるな?絶対に待てよ!また来る!

と言い残し、彼は去ってしまった。

言われた通り待つことにした。

彼は約束通り戻ってきた。

そして車の中のスペースを空けてくれていた。

僕は感動した。彼はとても親切だ。ジェントルマンだ。いやもはや神であった。

待たせてすまないな。

 

アラスカンボーイ
いやいや、本当にありがとう!実はスマホもなくしててかなり困ってたんだ。シアトル空港でなくしてね。
マジ?まぁ、君ならやってけるよ。なんか君助けたくなる顔してるもん。
アラスカンボーイ
(どういう顔だそれ)
アラスカンボーイ
にしても道幅も広いし、停まってる車も大きなものばかりだね。
日本はそうじゃないのか?
アラスカンボーイ
日本の道路は狭いからね。軽自動車ってやつ。簡単に言うとすごく小さな車がよく走ってるよ。それはナンバープレートが黄色いの。
日本車のメーカーの小売店、日産とかトヨタとかマツダとかこっちにもあるけどそんなの見たことないよ。
アラスカンボーイ
そりゃ、軽自動車なんてアメリカじゃ売れないでしょ。パワーないし。荷物詰めないし。
日本に行ったら黄色のナンバープレートの車探してみるよ。
アラスカンボーイ
探さなくてもすぐに見つかるよ笑
ところでそしたらお前のその黄色い自転車と軽自転車か?

 

アラスカンボーイ
www
www
アラスカンボーイ
でもそうかも。実はこれ一般のロードバイクよりホイールが一回り小さいんだ。だから軽自転車だねwww

なんて会話をしながらアラスカについて早々のヒッチハイクを楽しんだ。

しかし車とは偉大だ。ホステルまであっという間に着いた。

ありがとうな。名前くらい聞いとけば良かった。

つづきへ

日本で多くの人に支えられて僕はアラスカに来た。
しかし遠く離れたアラスカの地でもそれは変わらなかった。
みんなが助けてくれる。

決して当たり前のことではない。

恐らく盗難だと思っているが、僕のスマホを盗る人だっているんだから。

でもだからこそ心の優しい人は何倍も美しい。

神様との出会いに感謝しながら、そして日本でお世話になった人たちの顔を思い浮かべながら僕はホステルのベッドで眠った。
時差が17時間もあるが、時差ボケはなかった。

シアトル空港で失くしたスマホを探し回って疲労困憊していたおかげであっという間に寝落ちた。

次回はいよいよ本格的に冒険スタート。
アンカレッジのアウトドアショップREIで必要物資を揃える。

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