Big mouth

ネガティブをつくる理由

Big mouth.

大口を叩く人のことだ。

恐らく達成はできるけど、正直やり切れるか不安。

そんな時僕は幼い頃から、教室で週末挑戦することなんかを予め言いふらしたりしていた。

そう大口を叩いていた。

それには理由がある。単純な面白いチャレンジを話題に挙げて仲間打ちで盛り上がりたいってのもあるが、1番のところは自分を追い込みたいからである。

こんだけ盛り上げたんだから成功させなきゃ!っていう気持ちに追い込むためである。

勿論やりたくて挑戦していることではある。

しかし「やりたい」だけじゃ達成できなかったチャレンジは今思い返してもいくつかある。

僕のBig mouthは

挑戦の達成を渇望するポジティブな気持ち

を作り出すためじゃない。

むしろ逆だ。

失敗を避けようとするネガティブな感情

この気持ちに自ら追い込むようにしていた。

いや、自ら覚悟を決められるよう追い込む。

なんてカッコいい言い方だが、その実、僕は臆病なのである。

背水の陣でないと挑めないのだから。

自分がやりたくてやっていることなのに、後ろにひけない状況を作り出してきたなんておかしな話である。

さて、大層な言い方をしてきたが、そもそも失敗を避けようとするネガティブな感情はどう作ってきたか?

  • 企画に友達を誘う
  • 友達との話題にあげる
  • Twitterにかく(17歳以降)

最近になってSNSではやたらなこと言わない方がいいな。と思うようになってきたが、それでもやはり自分の怠慢な性格を理解しているので、今日やること、今後やることをツイートして自分がそのように動かなければならないようにしていたりする。

小学生の頃から、東京、長崎、名古屋と3都市で暮らしてきたが、どこの地域の友達もみんなこの僕のこと変なチャレンジに付き合ってくれる奴は1人くらいはいたし、話を聞いて盛り上がってくれる奴らもいた。

そんな人達のおかげで僕のBig mouthは誰かに理解されるものであったし、僕自身、チャレンジを同伴してくれる友が得られたと思う。

ある夏のこと

かつて高校2年生の時、川登りをなんとしてもやってみたい衝動に駆られたことがあった。

ただし移動手段は自転車のみなので片町65km、愛知の明智村方面へ向かった。

この時、僕の話にのっかって1人ついて来てくれた友人がいた。

豊田の山々を超え、やがて矢作川近くの小川へと出る。

今更でごめんだけど、当時の写真は残っていない。あれから機種変更を何度か繰り返し写真データが残っていない。

文章だけだがつまらなくないよう努力して書く。

写真はないが記憶の中には当時の景色が色付きで綺麗に思い出される。本当に刺激的だった。

目的の川についた時は、すでにママチャリを何度も押し坂をいくつも超えて来た後のことであり、体力は既に削られていた。

その状態で川に入水し、少し探検してみようというのだから今思えば無謀である。

こういう子供が水難事故を起こしかねない。

少し登ったところで川の真ん中に浮く岩によじ登る。

友達におにぎりをわけてもらう。

さっきっていってもだいぶ前のコンビニで買ったおにぎりだ。

耐水性のリュックだったみたいだが、さすがに川の水流では中が少し濡れてしまったようだ。

湿って少し川臭いおにぎりを食べる。

再び入水、川の勢いはなかなかに強い。

川底の砂利に足が取られなかなか前に進まない。砂利を力強く蹴り前進しようとするも、今度は足の裏を砂利が滑って力がうまく伝わらない。

そして川の冷たい水だ。

そして友達が足をつってしまった。

本当に危ない時は

「ブロッコリー🥦🥦🥦!」

と叫ぶことにしていた。

海水浴とかいくと、わざと友達を沈めようとしたりするイタズラ、多くの人にも経験あると思う。

そんな時決まって僕たちは

「やめろって!助けて!溺れる!」

とか言うものだ。

「簡単に助けて!」

なんて言っても面白半分に聞き流され助けてもらえない。

だから本当に危ない時は

「ブロッコリー🥦🥦🥦🥦🥦🥦!!!」

と叫ぶことにしていた。

こんなアホな取り決めに友達が律儀に

「ブロッコリー🥦!脚!足つった!」

と叫ぶ。

水深は腰ぐらいまでとはいえ、この流れの速さ、脚なんてつろうものなら危険極まりない。

すぐに救助に向かう。

いち早くブロッコリーといってくれたおかげで距離を2メートル以内で離れて動いていた僕はすぐに駆け寄ることができた。

友達は

「俺はここでいい。これ以上は帰る体力がなくなる。」

と賢明な判断をした。

僕はと言うと、川に入ってまだ30分程度の冒険でやめられるか!と思い、続けることにした。

友達は川の岩の上で僕を待つ。

結局友達を90分くらい待たせて僕はもう少し上流まで探検して来た。

70〜80分くらいかけて登り、10分少しでも友達のポイントまで戻って来た。

川を降る時は、川のそばの木を登り、そこから道路に戻り、クロックスを履いて下流へと歩いた。

道路沿いを流れる川のために帰りを楽できるのはポイントが高い。

友達からは「ずる!」と言われたけど。

今思うと友達残して先まで行ってしまうのはどうかしていた。

だが、あの時、友達のリタイアを受けて辞めなかったのは、紛れもなくメンツを保ちたかったという小さな気の強さからであった。

俺は川を冒険する!

お前も来るか!?

って誘っといてすぐ帰ったんじゃ、カッコ悪い。

そう思ったのであった。

友達には悪いことをしたかもしれないが彼も彼であの日を楽しんでいたことだろう。

帰路はクタクタになりながら帰ったのを今でも覚えている。

今なら絶対にしないがやはりあそこで友達を残したのはダメかと思う。

正直友達が来てくれなかったら、川にたどり着くだけでかなり疲れていたし、きっと川を見て満足してた気もする。

しかし友達の目の前で企画したいだ川の探検をしないわけにはいかない。

意気揚々と入水し彼のリタイア後も探検を楽しむ姿を見せ、結果として自分自身が1人では出しきれなかったパフォーマンスを発揮した。

彼には感謝している。

だからこそあそこで脚をもつって帰路に不安を抱える友達を1人川に残すなんて残酷である。

そんな仕打ちをしたのにも関わらず、今でもたまにご飯を食べに行く間柄なのだからすごいことである。

彼のことは大切にしたい。

友情、心配よりも見栄と自己の欲求を満たすことを選んでしまった自分を今でも大切にしてくれるのだから。

ところで彼があの時一緒に来てくれたのはなぜだろうか?

それは僕の話の中にこの企画の面白みを見出したからに違いない。

僕らはあの日、同じ面白さに惹かれてあの川へ向かったのだ。

そんな志を一緒にしてくれる仲間が僕にはいた。

本当に恵まれたことである。

一緒の夢や目標に向かい合える人は果たして生涯で何人出会うのだろうか?

夢を一緒にみてもらいたい

今僕はTwitterという媒体を介して自分を冒険人だとな旅人としてコンテンツ化し、発信を行なっている。

それをするのには理由があるが、一つはそれで完全に食べるとまではいかないにしても小さなお金を発生させられたら嬉しいな。自分の発する経験がお金に変わったら素敵だなというところにある。

でもそれだけではない。もし本当にそれだけだったらこんなブログだって毎回毎回長文書いて面倒くさくて仕方ない。

僕はお金儲けに関しては、パソコンやスマホと向かい合って1人でカタカタするより、誰かと働くことの方が好きだしもっと言えば肉体労働派。

ではなぜ発信するのか?

それは僕のやってきたこと、やろうとすることに共感し、はたまた僕に意見し僕を成長させてくれる人がいるからだ。

彼らのおかげで僕の発信は続いている。

こんな僕の活動や感じたことから何かしらその人たちの毎日が豊かになったりするのなら素敵だ。

ひょっとしたら…ひょっとしたら僕に衝撃と感動を与えてくれた冒険家の阿部雅龍さんのように、僕もまた誰かの人生に大きな何かを与えられるかもしれない。

そんな期待を込めて僕は1文字1文字今こうしてタイピングしている。

冒険活動そのものはお金に変わるものでもなければ社会的意義があるものではないかもしれない。

しかし何か困難や未知の挑戦に向かうという意志は僕を感動させたように他の人も感動させるに違いない。

だから最近の僕は当初とTwitterの使い方が違う。

決して“自らを背水の陣で臨ませるための失敗を避けようとするネガティブな感情”なんかではなく

一緒に僕の掲げるプロジェクトの達成を夢見てもらうため

に発信をしている。

冒険活動そのものが社会的意義がないかもしれないからこそ、僕は冒険活動が人の心を豊かにするって証明したい。

別に必ずしも、他がために生きなければならない!

とは思わない。己がために生きればいいと思う。

だが、僕にだって、人のためになることをしたい。という感情くらいある。

自分が憧れた冒険活動が誰かの世界をより広くする。そうなったらなんと素敵なことか。

だから僕はわざわざこうやって公に自分のことを曝け出している。

まだまだ多くの人から応援されるには人間力も冒険の実力も至らないわけだが、今後とも頑張るので是非とも応援していただきたい。

これから僕はどんな人になろうか。

最後までありがとう。

ちなみに本記事のサムネイルにしたこちらの写真に写っている自転車が中高で乗っていた自転車である。 この写真は本記事でお話した際の写真とは関係ない。

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