アラスカ冒険記19(Last Part):北極海への1600km

総括編です。

チェナ・ホットスプリングスからフェアバンクスまで戻ってきた僕はいよいよ北極海まで走破する準備にうつる。

自転車をお店にてメンテナンスする。

日本滞在時から乗り続けていたのでここでチェーンを張り替えた。ブレーキの調整もしてもらった。

チェーンが綺麗だと見ていて気持ちいい。

さてこれから北極海へ向けて、このパイプラインと共に北上していくわけだが…

ダルトンハイウェイのことは散々に話してきたので、アラスカ冒険記で再度話す必要はないように思えたのでアンカレッジから北極海のアラスカ縦断、北上をこの記事にて総括することにする。

北極海プルドーベイから空路でフェアバンクスまで戻ってからの話は今後、アラスカ大学編とデナリ国立公園編、その他として出していこうと思う。

08月05日〜13日

まずはおさらいとして、アンカレッジからチェナ温泉、そしてフェアバンクスで北極海へのダルトンハイウェイを走る直前までをまとめたものがこちら。

08月14日〜16日

次にエリオットハイウェイとダルトンハイウェイのユーコン川周辺泥の区間までをまとめたものがこちら。北米で最も酷道と言われるダルトンハイウェイの初回。

ドロドロかつベタベタの足取りの重い泥のエリアがユーコン川周辺に広がる。その区間は終わりが見えず、心を折るには十分だった。

苦戦しながらもなんとか脱出できた。しかし予定より進行が大幅に遅くなってしまった。

08月17日〜19日

巻き返しを図ります。

グリズリーベアーとの出遭いの記憶はあまりに強烈、しかし張り詰めた恐怖、緊張などからか?記憶が断片的である。遭遇した晩のテントはひたすら怖かったのを覚えている。しかしそれ以上の肉体的疲労で案外あっさり寝付けたのもまたすごいと今になって思う。

因みに熊から懸命に逃げているうちに北極圏の北緯66°33’線を越境した。

クマ遭遇後の食料一部紛失は精神的にかなり来た。致命的な紛失量でないにしてもメンタルにこたえましたね。そのときの僕を助けてくれたホワイトホース近くの街から来たDevをはじめコールドフットの皆様には頭があがらない。

08月20日”森林限界迎える”

たった標高777mにして森林限界を迎えるとはさすがは北極圏。

その777m地点からもう少し標高を上げると遂に完全に木の一本もなくなったのだ。これには驚いた。

North Slope (北の坂)と呼ばれるこのエリアはアラスカの中でも屈指のお気に入りである。

08月20日”ブルックス越え”

ダルトンハイウェイ最高地点Atigan Pass(アティガン峠)1460m(くらいだった気がする)への登坂は本当に苦しかった。

僕にとって人生最寒の環境であったことは間違いない。

吹雪の風はまるで僕の北への前進を拒むかの如く感じた。

吹雪の中、自転車のブレーキ部分に絡まった紐が解けない。寒さの中の作業が僕を苦しめる。

08月21〜22日

吹雪をやり過ごしテントから出るとそこはまるで別世界だった。「同じ北極圏でもブルックスの南と北でこんなにも違うのか…!?」そんな自然の面白さを感じた。

雪原の中、これまでの道のりを振り返る。

アンカレッジを出て慣れないハイウェイ走行。

ずーっと続いてきた針葉樹林の中のハイウェイ。

そして針葉樹林の周りにツンドラの広がる面積が増え

遂には森林限界を迎える。

そこからブルックスを超えるとそこには青と白の世界。

北極圏も緯度が上がるにつれて急速に世界が変化していくのが面白い。

08月23日

北極海に着いたのは08月23日A.M.01:30くらいのことであった。

長い道のりだが、やはりあっという間の旅。達成感と同時に目標をクリアしたことによる今後への希望を感じた。

何かを達成すると自分の可能性が広がる。

つまり自由を得たと感じた。

もしかしたら、これが冒険する理由かもしれない。

地球に生まれた自分が地球の全てを探検してみたい!

そんな未知と自由への憧れ。

まぁ、簡単に紹介しましたが、よかったら時間ある時に読んでみて。

さて、北海海に到達した後はアラスカ大学に1週間混ぜてもらった。

その後再びアンカレッジまで戻りますが一度走った道なので冒険味は薄れてしまいますね。

しかしデナリ国立公園は圧巻でしたので、写真たくさん見せながらお話していこうかと。

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